Monday, June 4, 2012

奥穂高岳敗退

GWは残雪の穂高方面に行こうと思ってたんだけど、他の用事により断念。
その次の週に、金曜をお休みにして行ってみた。

5/11(fri)は涸沢まで。平日なのでとても静かな上高地。
いつものように嘉門次小屋で岩魚の塩焼き定食。

ホントに人が少なくて、なんと徳沢にはテントなし。すれ違う人もとても少ない。
横尾までの平坦な道も、冬山テント装備を担いで歩けばちょっとした修行。
横尾からしばらく歩くと雪になる。シャリシャリ系の雪なので歩きにくい。
普通に積もった雪ではなく、デブリ(雪崩の後)の所も多い。というか途中ずっとデブリ。これがまた歩きにくい。
creek

本谷橋はかかってないんだけど、沢は雪で埋まっているので雪の橋を渡って渡渉する。
『雪の穂高岳』というDVDで予習してたので様子は想像通りだった。
やはり午後は雪が緩むので落石が何度も起こった。
とはいっても登山道まで落ちてくるものは殆どなくて、だいたい途中で雪に埋まって止まるんだけど、一回だけ勢いよく転がって登山道まで到達するのがあった。
初めて「ラク!」って叫びました。

シャーベットな雪が歩きにくくて、涸沢までがホントしんどかったんだけど、ゆっくりゆっくり歩いてなんとか涸沢ヒュッテへ。
テント場の受付をして設営。テントはとても少ない。涸沢とは思えない。
パスタとか作ってのんびり過ごした。ホントに静かな涸沢。平日っていいですねぇ。
前回の八ヶ岳に比べると全然寒くない。新調したサーマレストの40周年モデルのマットもいい感じで、とても暖かく眠れた。


5/12(sat)の朝はまたカレー。
明るくなってから奥穂方面に向かう。雪で埋まってるのでどこからでも登れる。
Hotaka

ザイテングラードの左側から登りだして、途中からザイテンの上に乗っかって登った。 天気は悪くないんだけど、上の方ではガスがハイスピードで流れてる。 振り返ればいい感じの雲海。これがまた美しい。
Sky

Sky

白出のコルに近づくと、なんだか白いし風が強い。
ちょっとアレかなぁと思いながら、雪の壁に隠された(というか雪に埋まっていた)穂高岳山荘で休憩。ホットカルピスで温まった。
風が強くてガスが濃い。
涸沢から白出のコルまでは、日があたるし風も穏やかなんだけど、稜線に出ちゃうと一気に別世界。
何人か登って行ったし、とりあえず奥穂山頂を目指してみた。
はしごを登り切った所がちょっとアレなんだけど、ここがまたガリガリの氷の上に木曜に降った新雪が乗ってるという状態。
ガスも濃いし風も強い。さらに足元がそんな感じ。というわけで撤退。また穂高岳山荘へ。
穂高岳山荘ではガスが晴れるのを待つ人が何人か居た。おしゃべりしながらちょっと待ってたんだけど、晴れてもちょっと危ない感じがしたので降りることにした。

ザイテンの上を降りてたら、ちょっと離れたところ(北穂側)を登ってる二人組の人が、ザイテン上の雪がちょっとクラックとかあるのでこっち来た方が良いと教えてくれた。ありがとうございます。
涸沢まで下りてヒュッテでラーメン。
風がちょっとあるけど、天気はよくて気持ちいい。
Kitaho

valley

携帯を見たら従妹からの着信あり。涸沢は基本的に携帯NGなんだけど、気まぐれに繋がってメールが受信できたり送れたりする。
叔母が入院していたので、気になって公衆電話からかけたんだけど出ない。
何度かかけたけど繋がらず。
この日は涸沢でのんびりする予定だったけど、とりあえず降りることにした。
横尾まで降りちゃえば、暗くなってもバスターミナルまでは歩ける。

殆ど休憩しないで横尾に着いた時はかなりの疲労だった。
横尾山荘からまた従妹に電話。今度はつながって、やはり叔母の具合がよくないという事だった。
「今すぐにどうということは無い」と聞いて、これ以上歩く気は全くなくなった。
電話を切ったらそのままテント場の受付。
やたらと空腹を感じたので、アルファ米のドライカレーを食べた。食べてちょっと寝たら随分と楽になった。
横尾は春。快適だった。雪が無くてあったかいし、トイレと水場は近いし、川の音が気持ちいい。
my life

ちょっと遅め(山にしては)の夕食を作って、缶ビールを一つ買って飲んだ。やたらと美味しく感じたな。
キレイな星空を眺めて、爆睡した。


5/13(sun)はもう帰るだけ。いい天気だったので気持ちよく歩いた。


今思えば、北穂にすればよかったかなとも思う。
北穂なら山頂近くまで風の裏になるので(風は岐阜側から吹くので涸沢側は強風がモロにあたらない)登頂できたのかなと。
まあ、また来年考えます。

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